鳥羽志勢広域連合でのし尿処理施設の建設進捗状況と課題について

 

 質問(大口)

志摩市が約6億6千万円、鳥羽市と南伊勢町が約1億2千万円と約 1 億6百万円のお金をだして運営している鳥羽志勢広域連合が、鳥羽市の白木町に建設をしている「し尿および浄化槽汚泥処理施設」について質問をします。

これまで海に捨てられていたし尿が、 海洋汚染の防止に関する条約 ( ロンドン条約 ) に日本が批准したことで来年の2月からは海に捨てられなくなり、陸での処理が必要となりました。そのため二市一町の住民の生活安心のために、鳥羽志勢広域連合が平成11年の4月につくられ、し尿及び浄化槽汚泥の処理施設設置とその運営をめざして、この7年間ご努力を重ねていただきました。

そして私もこのかん5年、当時志摩町長として、町民の生活安心を願い、この建設促進にかかわらせていただきました。その後、私は1年間政治から離れていましたが、安心の市民生活のために、この施設の完成が気がかりでした。ところが平成17年、長年の懸案でありました、このし尿および浄化槽汚泥処理施設建設への準備が着々と進み、昨年6月に竣工式そして施設建設が始まり18年度内には完成と聞きまして、本当にほっとしたところでありました。

これまでの鳥羽志勢広域連合の長年のご努力とご尽力にあらためて敬意と感謝を申し上げるところであります。

ところが、本年2月以降、事ここに至って、この施設の計画通りの稼動がむずかしいと言った、たいへんなお話が聞こえてき、驚きました。それはこの施設が完成して本格稼動したくとも、この施設からの排水の事がネックになってし尿処理ができないのではと言う不安が発生したからです。

どんなことかといえば、人間が普通の生活をするうえで、どこの家庭にも台所とトイレがあるのは当たり前ですが、いくら立派で綺麗なトイレがあっても、水が流れなければ使えないし何の役にも立ちません。これと同じ様なことが、この工事に関連して問題になってきたからです。

それはこの工事に関して、県は17年度の廃棄物処理施設整備国庫補助金の交付決定を受けるためと、また施設稼動に必要で、このし尿処理施設からの排水を流すための放流菅の道路への敷設の許可を出すために、放流菅の埋設を予定している国道 167 号線道路の沿線の地元住民との埋設への合意形成を求めてきたのに、いまだ、鳥羽志勢広域連合は、この地元住民との埋設への合意形成の有無を県に示すことができないので、国道 167 号への排水放流菅埋設の許可が出ず、本体工事はともかく放流管埋設のめどが立っていないからです。

 そこで、工事に関して建設地の住民との合意形成がはかれたのか、合意は取れたのかお聞かせ願いたい。またあわせて、地元住民との合意形成の果実が県に示され、国道への排水放流菅埋設許可と道路占有許可は取れたのかお聞かせ願いたい。加えて広域連合 17 年予算の中で、建設現地からの排水放流菅が敷地外へ 500 メートルの埋設予定だが、本年18年度内でこの工事は完成できるのかお聞かせ願いたい。

18年度内で完成できない場合、補助金等は繰越なのか、返上なのか、お聞かせ願いたい。

また広域連合 18 年度予算についても、決議の際、道路占有許可は県の求める道路占有の合理的客観的理由があるから許可は出ると言う竹内連合長の言葉で、可決しましたがその後許可は出たのか、出なければ18年度予算はどうなるのか。

予定地には以前から産廃投棄埋設のうわさがあり、建設反対の市民から、安心のため自前で現地を掘削し、産廃の有無を調べたいと申し出があり、調停案で掘削をさせてはとの助言があったのに、連合長は、弁護士いわく、掘削をさせると反対派と言われる方々がごみなどを入れて、そらとばかりに反対するか

らと、その弁護士の言葉をききいれ、掘らせなかったと言いました。

 反対住民による掘削は本工事への理解を頂く最後の舞台であったと思うし、市長が言う、ピンチをチャンスへの絶好の機会ではなかったのか、掘削をさせなかった事でピンチをさらなるピンチにしてしまったように思うが、連合長である竹内市長は、掘削をさせなかったこの判断は、いまも正しかったと思っていますか。

 答弁(市長)

建設立地と選定については、当時の連合長からそういったことは無いと確認しながらやってきたし、そういう話の中で大口議員も当時副連合長でしたのでその辺は押さえといてほしい。また道路占有は道路法32・36条の義務的占用で埋設をさせなければならないと言う国土交通省の見解を得ております。

また弁護士いわく云々の話は、私ではなく木田副連合長がそのような表現をしたということです。前進のためのご理解をお願いします。

(市長答弁の後、市長派の方かはわからないけれど何を錯覚してか一部議員のやじと不規則発言で質問が中断され議会が混乱し、その後、大口議員の広域連合に関する質問は志摩市議会にはふさわしくないとの議会運営委員会での裁定で私、大口秀和のこれ以後の質問は民主主義に最も遠い形での議会運営で打ち切られました。)

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